2001年　2月3日の節分明けて　まだ肌寒い立春に

お店をオープンした。

イギリス滞在10年を経て、日本に帰国してから8ヶ月後のことだった。

覚悟とか、決意とか、そんなに強い思いでお店を開設したわけではなくて

好きなことを仕事にしながら　子供たちが成長していく過程で　『お帰りなさい～』と家にいながら子育てができるといいな～と思ったのだった。

母に　自宅件美容室の2階の母の寝室をエステサロンにしたいと頼みこみ　出資金も借りた。　

これからの自分にワクワクする気持ちと　この先どうなっていくんだろう…と不安な気持ちとなんともいえない怖さが混在する中　

根拠のない自信と　『まっ　なんとかなるさ～』  という　　いつもどこかお気楽なわたしは、自分を前に進めざるを得ない状況をむりくり置いて　真面目に？　なんとかしていくのだが　笑笑

サロン誕生に至るまでのわたしの体験記　と

サロンオープンしてからの20年の歩みをふりかえって　

これからゆっくり書いていこうと思います。

帰国して直ぐに、わたしには美容師として外に出て活躍する道もあったが、【セラピスト】として新たな道を選択するに至った背景に　

心に刻まれた　数々の体験があった。

一つは　愛に包まれた　幼少期

一つは　旅先での失態談と不思議体験

一つは　痛みから解放させてくれた祖母の手

一つは　心身ぼろぼろ自分を失いかけてたわたしを救ってくれた1人のセラピストさん

一つは　イギリス滞在中最大のとんでもない出来事

一つは　愛する父の死

一つは　イギリス滞在中様々な代替療法を知る

一つは　一冊の本との出会い

一つは　娘と息子の純粋な笑顔と柔らかいハグ

ふりかえれば　

嘆き悲しみ苦しんでたわたしも愛おしく

面白くも可笑しく　不思議な　人生の旅から　導かれ

CRYSTALBEAUTY.が誕生した。

大切なお客様を女神様と呼んでいるのは

目の前の方は　かつてのわたしであり　

わたしと神は一つでもあるから。　

〜て　怪しすぎる？　笑笑　

セラピストとしてやっていることは、キレイを外に意識を向けるのではなく　内側に意識を向ける。

「自分」という想いを無くして、祝福の水路として調和していますように。

最終的には　『空』　『無』　になる。　

今、現在進行形で　新たなステージに向かって

種まきをしているのだが　

先ずは、誕生秘話体験を　

一つ一つ　ふりかえって　

これからゆっくりお話ししていこうと思います。

明日のお話しは

エピソード 1

『心身ぼろぼろ　自分を失いかけてたわたしを救ってくれた1人のセラピストさん』